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2007/5/18 [00:44]

モンゴルの自然破壊

カテゴリー: BSAだより  >  社長日記

先日、テレビ番組「素敵な宇宙船地球号」で、内モンゴルの深刻な砂漠化問題を見て、なぜかとても悲しくなりました。ふと、子供が小さい時によく読んであげたモンゴル民話「スーホーの白馬」を思い出しました。物語の感動はもちろん、赤羽末吉さんの力強いさし絵が、また何とも言えずいいのです。話の中には何度も何度も草原、大草原という言葉が出てきますが、その雄大な大草原が、今や砂漠化が進み遊牧民だけではなく、日本に住む私達の健康にまで影響を及ぼす事になっているというのです。私達がなぜ?原因は日本に飛来する黄砂。風物詩と言われた黄砂が、今や人の命まで脅かすものになっているというのです。パルプ工場から垂れ流される排水で枯れ果てる草原。乾燥し黄砂が発生する砂漠になれば、その汚染物質もいっしょに巻き上げられ、大気中の汚染物質と反応し、人体に影響がある危険な黄砂が日本に飛来するようになってしまうからです。とても怖い話です。アレルギー体質の子がもっと増えるでしょう。工場だけが砂漠化の原因ではありません。特産品のカシミヤを安く手に入れようとする先進国の需要が、三千年の遊牧民の暮らしを大きく変えてしまったことにもあります。生産力を高めるためにおこなわれた過放牧。家畜が草を根こそぎ食べつくしてしまうのです。このような問題は、私達日本人も決して無縁ではないと思うのです。カシミヤのセーターやマフラー、一人が何枚もいりますか?と言うナレーションで番組は終わったのですが、考えてみると確かにその通りですね。ちょっと振り返ってみると、私達の生活の中にはずいぶんと贅沢で無駄なものがたくさんありますね。できることから少しずつやってみようと・・・また、絵本のように遊牧民が大草原を馬にまたがり駆けぬける、そんなモンゴルであってほしい!夜な夜な久しぶり胸が熱くなりました。